キャンプ料理専門レシピサイト「ソトレシピ」がお届けする絶品キャンプレシピ。
今回は、サッカー⻑友佑都選手専属 加藤超也シェフ（株式会社 Cuore 所属）の水漬けですぐにできる本格キャンプパスタ「カルボナーラ」のレシピをご紹介します。

＜加藤超也シェフ プロフィール＞

株式会社 Cuore 所属。⻑友佑都選手専属シェフに就任。2016年シーズンからイタリアのインテル・ミラノ、トルコのガラタサライの食コンディションサポートに従事。レシピ監修書に「ファットアダプト食事法」（幻冬舎）のほか、さまざまな競技のトップアスリート、タレント、モデルへの食事指導、料理レッスンに携わっている。

水漬けパスタで作る「カルボナーラ」のレシピ

水に漬けるだけで生パスタ風になる“水漬けパスタ”。
茹で時間を短くすることができるので、さっとパスタを食べたい時にオススメの時短テクニックですよね。

キャンプ時は、調理時間をできるだけ短くしてゆっくりと過ごす時間を多く確保しておきたいもの。予め水に漬けておくだけでいいので、“水漬けパスタ”は覚えておきたい時短テクニックの1つです。
そんな“水漬けパスタ”を美味しく作るコツを加藤シェフに教えていただいたので、レシピの前にコツをご紹介します！

水漬けパスタを美味しく作るコツ

・パスタの重量に対して10倍の水と1%の塩を用意すること
・お水に塩、鶏ガラの素を入れること

加藤シェフによると、塩と鶏ガラの素を入れることによってパスタに塩気が入りやすくなり美味しく仕上がるそうです。是非試してみてくださいね。

それでは、材料と作り方をご紹介します。

▼材料(2人分)

★ パスタ　　　　　　　　… 200g（1.6mm）
★ 水　　　　　　　　　　… 2ℓ
★ 塩　　　　　　　　　　… 20g
★ 鶏ガラの素　　　　　 … 2g
オリーブオイル　　　　　… 8g
にんにく（すりおろし）　… 1片
ベーコン … 80g
玉ねぎ … スライス1／2玉
卵黄 … 2個
卵 … 2個
パルミジャーノチーズ … 40g
塩 … 少々
黒胡椒 … 適量

▼道具
水漬け用容器　／　アルミホイル　／　オーブンシート　／　ボール　／フライパン

▼調理時間
150分　※水漬け時間も含む

▼作り方

①　★をすべて容器に入れて、約2時間パスタを水漬けする。

②　アルミホイル、オーブンシートを用意し、玉ねぎ、にんにく、オリーブオイル、ひとつまみの塩を入れて、全体をしっかり包みホイル焼きにして加熱する。

③　ベーコンは炭火焼にしてからカットする。

④　ボールに卵黄、全卵、チーズを入れてよく溶きほぐしておく。
⑤　①の水漬けパスタの水をフライパンもしくは鍋に入れて沸騰させたら、パスタを入れてお好みの硬さ加減になるまで茹でる。

⑥　フライパンに②・③を入れて加熱したら、⑤のパスタを入れて絡め、④を入れて更に手早く絡めて、ソースがもったりしてきたら器に盛りつける。
仕上げに黒胡椒を挽いて完成！

卵とチーズをベースに生クリームを使用しないソースなので、フライパンで絡める際は弱火で絡めると、ソースがスクランブルエッグのようにならずに美味しく仕上がりますよ。

今回はキャンプの時だけでなく、ご家庭でも作って欲しい水漬けパスタで作る「カルボーラ」のレシピをご紹介しました。冒頭で紹介した“水漬けパスタ”の作り方のコツも参考にしてみてくださいね。

※こちらのレシピは2020年3月9日にソトレシピに掲載されたレシピを加筆修正したものです