【ファミリー向け】初心者必見!キャンプデビューにおすすめの定番料理道具11選
「キャンプで料理をしたい!」と思っても、食材や調味料だけでなく料理道具を揃えなければなりません。
でも、初めてのキャンプだと何から道具を揃えたらいいかわかりませんよね?そこで今回は、キャンプデビュー時に、揃えておきたい料理道具をご紹介します。
初心者のための料理道具選びのポイント
キャンプ料理の道具を初めて買う初心者キャンパーは、5つの点に注目して道具を選んでみましょう。使い勝手がよいギアに出会えると、キャンプ料理が一気に楽しくなること間違いなし!
①人数
ダッチオーブンなど大きな料理道具は一度にたくさん料理が作れて便利ですが、ソロキャンプやカップルでキャンプに行く人にとっては大きすぎる……なんてことも。
逆にファミリーやグループなど大人数でキャンプに行く人には、ワンバーナーや小さいフライパンだけでは足りません。何人でキャンプに行くのかを考えて、その規模に合った調理器具のサイズを選びましょう。
②重さ
料理道具は大きさや素材で重さが変わってきます。オートキャンプのときは、車をそのままテントサイトへ持っていけるので鉄製のダッチオーブンやスキレットなどの重いものを行っても大丈夫。
逆に、駐車場からテントサイトが離れていて道具を運ばないといけないときは、ステンレス製やチタン製、木製などの軽いものを持っていくようにしましょう。
③収納性
キャンプでは、車の積載量によって持っていける荷物に限りがあります。折りたためる、分解できる、スタッキングできるなどなるべくコンパクトに収納できるものを選びましょう。
コンパクトなギアだと、キャンプから帰ってきて家で収納する際も便利です。
④汎用性
キャンプでは、昼食、夕食、翌日の朝食などさまざまな料理を作ります。料理ごとに料理道具を用意していてはとんでもない荷物に……。ダッチオーブンやスキレットなど、1つでさまざまな料理に対応できる万能な料理道具がおすすめです。
⑤予算
キャンプデビュー時に全てをキャンプ専用の道具で買いそろえようとすると、なかなかのコストになりますよね……。
ご予算を設定し、家のもので使えるものは持っていき、そして買うべきアイテムに予算を投じましょう。細かいアイテムはキャンプ歴を重ねていくうちに、徐々にキャンプ用のものを買い揃えれば大丈夫。
<家で使っているものを活用しよう!>
・包丁
・まな板
・ボウル、ザルなど
・おたま、スパチュラ、トングなど
<最初に揃えたい調理道具>
・バーナー・コンロなどの熱源
・キッチンテーブル
・クーラーボックス
・ダッチオーブン
上記5点を頭に入れた上で、キャンプ料理道具選びをしてみましょう。ここからは具体的なおすすめアイテムをご紹介します。
初心者の熱源はガスがおすすめ!「バーナー・コンロ」
BBQや焚き火で作る料理も楽しいですが、キャンプにまだ慣れていない初心者キャンパーには、熱源は「ガス」がおすすめ。火起こしでつまづくこともなく、すぐに火が使えて料理ができます。
ファミリーキャンプでは作る料理の量も多いので、利便性の高いツーバーナーを中心に紹介。家でも使えるカセットコンロも合わせて紹介します。
<ツーバーナー>
・SOTO ハイパワー2バーナー ST-525
長時間、強い火力を安定的に出せる2バーナー。常に2本のガス缶から同時に各バーナーにガスを供給するので、両方のガス缶から減っていくので火力が安定。
また、システムスタンド、ウォータージャグ、アルミグリドル(鉄板)などオプションも充実しており、それらを合体させる楽しみもあるのでギア好きのパパにおすすめ。
・ユニフレーム ツインバーナーUS-1900
アルミボディーがおしゃれなユニフレームの名作ツーバーナー。ダッチオーブン料理にも耐えられる頑丈さを持ちながらも、3.9kgという軽量さで持ち運びもしやすく、女性でも使いやすいのが魅力。ママも喜ぶ人気のツーバーナーです。
<カセットコンロ>
・Kovea Cube KGR-1503
韓国を代表するアウトドア用品メーカー「KOVEA」のカセットコンロ。何と言っても、ステンレス製でシンプルな見た目がおしゃれな一品。
機能性も全く問題ないですが、風が強いところで使う場合は別途風防を用意するとなお良しです。デザイン性を重視する場合はおすすめ。
・イワタニ カセットフー マーベラスⅡ CB-MVS-2
こちらも女性に人気の定番カセットコンロ。おしゃれな見た目だけでなく、トップカバーや風防リングなどイワタニの風防技術も搭載。本体に取っても付いており、モビリティ性も高いので便利な一品。
キャンプ料理の作業効率が一気にアップ!「キッチンテーブル」
キッチンテーブルがあると、キャンプ料理が一気に快適になります。広い作業スペースがあり、収納性が高いものがおすすめです。
・テンマクデザイン ワークテーブルHI
こちらはソトレシピ編集部も愛用しているキッチンテーブル。アウトドアコーディネーター兼アウトドアの料理番長“小雀陣二”氏のアイデアを形にしたワークテーブル(システム調理台)です。
Hi、Mid、Lowと3サイズあり、作業しやすい大きくて広い天板と2段ある棚の収納力が魅力。高さと用途としては、Hi→包丁とまな板で切り物作業、Mid→ツーバーナーやコンロなど熱源を置いた加熱作業、Low→クーラーボックススタンド、という形で使っています。初心者はHiかMidから入手するのがおすすめ。
・ユニフレーム キッチンスタンドⅡ
ステンレスと独特なフォルムが美しいアイテム。前述のツインバーナーを設置して料理をしたり、まな板作業も収納もたやすくできるまさにキャンプのシステムキッチン。熱や汚れにも強いステンレス天板も注目です。
ハ—ドとソフトの二刀流がおすすめ!「クーラーボックス」
クーラーボックスは、食材や飲み物の保冷に必要なキャンプのマストアイテム。クーラーボックスには、ハードとソフトの2種類がありますが、どちらかのみを購入するのではなくハードをメイン、ソフトをサブという形で使用するのがおすすめです。
収納力、保冷力、デザイン、価格のバランスを見極めて自分たちのスタイルに合ったクーラーボックスを買いましょう。
<ハードタイプ>
・コールマン 54QTスチールベルトクーラーマッドブラック
シックなブラックカラーが目を惹く、スタイリッシュなコールマンのクーラーボックス。見た目だけでなく、2Lペットボトルが12本入る大容量と、頑丈なスチール製で欠点がない。
<ソフトタイプ>
・シアトルスポーツ フロストパック
「ソフトクーラー」の代名詞的存在でもある「シアトルスポーツ」。保冷力もさることながら、カラバリ展開、サイズ展開が豊富で、さらにトートやバックパックタイプもあるラインナップの充実度。使わない時は折りたためるので収納性も高いので便利。
・ロゴス ハイパー氷点下クーラー
「ロゴス氷点下パック」シリーズの性能を生かすために誕生したソフトクーラー。セットで使えばかなりの保冷力で、アイスクリームや冷凍食品の保存もOK。使わない時に折りたためるのも嬉しい。
キャンプ料理といえばコレ!「ダッチオーブン」
ダッチオーブンは、煮る・蒸す・焼く・炊くなど様々な調理法ができる万能鍋。家にある鍋もキャンプ料理で使えますが、ダッチオーブンがあるだけでキャンプのキッチンが華やかに。ぜひとも最初から揃えていただきたいアイテムです。
・LODGE ロジック コンボクッカー
ダッチオーブンといえば「LODGE」。鋳鉄製や最初にシーズニングが必要で面倒、というイメージを持たれる方もいると思いますが、この商品は最初からオイルカーボン皮膜が施されているのでシーズニングなしでOK。さらに蓋がスキレットとしても使える超優れもの。
・SOTO ステンレスダッチオーブン
ステンレス製で、保温力が高く、耐衝撃性も高いダッチオーブンです。底が平らなので、自宅のガスコンロでも使え、IHクッキングヒーターにも対応。汚れが付きにくいところもポイント。扱いが楽なダッチオーブンがよいという方や、自宅でもダッチオーブンを使いたい方におすすめです。
今回はキャンプで必要な料理道具についてご紹介しました。キャンプデビューを考えている方は、この記事を参考に必要な道具を揃えてみてくださいね!
※こちらの記事は2019年6月にソトレシピニュースに掲載された記事を加筆修正したものです。