ソトレシピ監修書『フライパンひとつで絶品!キャンプごはん』をガチのソロキャンパー編集長視点で紹介します
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ソトレシピ監修書『フライパンひとつで絶品!キャンプごはん』をガチのソロキャンパー編集長視点で紹介します

こんにちは、ソトレシピ編集長の渡辺です。
ソトレシピを立ち上げてはや4年。まだ4年とも言えますが、おこがましくも監修書を5冊も出版させていただいております。

ソトレシピ監修書5冊の紹介

1冊目は2019年に出版した『最強のアウトドア料理』(宝島社)。

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翌2020年に『いつでも!どこでも!ワンバーナーレシピ』(池田書店)を出しまして、

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2021年になり、ブティック社さんで『シェラカップレシピ』と『ファミリーキャンプで知っておきたい9つのこと』を監修させていただきました。

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そしてこのたび、学研プラスさんより『フライパンひとつで絶品!キャンプごはん』を出版させていただきました。

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レシピ本では、ソトレシピにシェフとして参加していただいている方数名により、レシピを提供いただいてまとめておりまして、今回は、YURIEさん、natsucampさん、DAIさん、SHINGO/3LDKさんとパエリアン、の5組にレシピを提供いただいております。

なぜフライパンオンリーのレシピ本を出版することになったか。そこには紆余曲折があるので省きますが、背景として、以前私が編集担当していた『メスティンレシピ』(山と渓谷社)がヒットしていたことや、ホットサンドメーカーのレシピ本、シェラカップのレシピ本など、調理器具単体のレシピ本が多く世に出ていることも後押しとなっていると思います。

これは「ソロキャンプ」ブームが大きな要因となっているでしょう。あれこれたくさんの道具を持ち込むことなく、なるべく少ない道具で快適にキャンプを過ごすために、調理道具にも汎用性が求められていると考えられます。

メスティンも、見た目のレトロな愛くるしさはもちろんですが、「焼く」「炊く」「煮る」「蒸す」など多彩な調理をひとつでこなし、それでいて安価で入手できることで注目された背景があります。

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正直なところ、使う人の工夫次第で、メスティンもシェラカップもホットサンドメーカーも、それひとつでなんでもできるというのは変わりないと思います。
しかし、過去にメスティンレシピにレシピ提供をし、シェラカップの本を監修しているソトレシピですが、私個人の見解としては、調理道具でひとつだけを選ぶとしたら、やはりフライパンになると思います。

なぜフライパンひとつでいいのか

万能調理器具として先に世を席巻したメスティン。深さのある形状、フタでも調理できる点など、実際どんな調理法でも使える便利な調理器具です。しかし、使ってみると深さのせいで「焼く・炒める」などの調理がしにくく感じることもあります。フタで調理できるとはいえ、持ち手がないことと、形状や表面の変化が著しく、モノ好きとしては避けたい使い方。

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結局のところ、密閉感のあるフタがあることを活かした「炊く・煮る」などの調理に長けているのがメスティンの印象です。特に、固形燃料を使った自動調理はすばらしく。ソロキャンパー、ズボラキャンパーには衝撃的な便利さでした。

シェラカップも、調理目的での一択というよりは、キャンプでは自ずとある(=必要な)物なので、どうせなら便利に使いこなしてしまおうがコンセプトですから、これだけを選ぶというのは少し違う。

ホットサンドメーカーも使い方次第でなんでもできますが、ソロキャンプで多く使用されているバーナーでは、ゴトクの小ささ、ホットサンドメーカーの持ち手の長さなどで調理時にバランスを維持するのがやや困難。ホットサンドを作る以外では使い手に工夫を強いる点で万能と言えるのかどうか微妙です。

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その点フライパンは、まず誰もが自宅で使い慣れている点で優位性があります。普段とは異なる環境で調理をすることになるキャンプですから、使い慣れていることは大きなアドバンテージです。なんなら自宅で使っているフライパンを持っていけばいいので、新たに調理道具を購入する必要がないのもメリットでしょう。

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その点に加え、深さのあるフライパンを選択すれば、あらゆる調理法に対応してくれるメリットがあります。多少深くても、もとがフライパンですから、焼く・炒めるがやりにくいということはありません。先に紹介したメスティンのような「実は焼くはできるけど向いていない」みたいなことがないのです。

そしてもうひとつ、私が個人的にフライパンを推す理由があり、それが非常時に調理以外でも自分を助ける道具となる点です。以前、日本をカヤックで一周をした方に聞いた話ですが、彼の調理器具はフライパンひとつでした。カヤック旅も荷物を最小限に抑えなければならないシビアなものですが、そこで選ばれたのがフライパンだったのです。

理由は、調理はもちろん、(砂浜を掘る)スコップにもなり、ハンマーにもなり、投擲武器にもなるという理由でした。フライパンは「壊れにくい」という点でも安心できますから、まさにいざというときの助けになると感銘を受けました。

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少し飛躍した例えではありますが、キャンプに調理器具をひとつだけ持っていくとしたら、真に万能であることと、いざというときに役立つ点で、フライパンが選ばれるのは誰もがうなずけるもののはずです。

どんなフライパンを持っていけばいいのか

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前述の通り、キャンプに持っていくのは自宅のフライパンでも問題ないのですが、キャンプ用のフライパンもさまざま種類があります。仕事としてのキャンプ、プライベートのソロキャンプ、登山やダウンリバーとアクィビティを楽しむ私は、シーンごとにフライパンをチョイスしていたら10種以上所持することになってしまいました……。

車でキャンプに行くことも多いので、結果的にひとつに絞り込むこともなく複数を積んだままキャンプをしていましたが、本書に携わることをきっかけに、フライパンをひとつだけ持っていくとしたらどれを持っていくのか、考えてみました。

すいません。改めて考えるようなことを言いましたが、2017年にはこの答えは出ていました。

それはソトレシピではじめて風森美絵さんのレシピ撮影をさせていただいた際に「グラタンドィノア」というレシピをフライパンで作っていただいたときでした。
アルミ製で軽く、深さは6cmもあってフッ素加工されていてさまざまな調理がしやすい理想のフライパン。直径18cm、容量1,200mlとソロでは十分なサイズ感にイチコロでした。

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それが、エバニューの「アルミフライパンラウンド#18」です。

風森さんがこれを便利そうに使って調理している様子を見て一目惚れしてすぐに購入しました。前述したような、スコップだったりハンマーだったりの使い方はできないと思いますが、キャンプではペグハンマーだったりその他の道具もありますから。

これぞあらゆる調理法に対応するフライパンだと、個人的には確信を持っております。

キャンプ道具って、自分なりに思考した結果、自分で選択した道具を使う楽しみみたいなところがありますよね。取材という名目で多くの人のキャンプスタイルに触れると、刺激を受ける(=マネする)ことが多くなってしまうのですが、それはあくまで参考ということで。

たくさんの人に触れ、いろいろな物に触れていくうちにたどり着く自分が選ぶ道具、それに囲まれてキャンプをするのが何より楽しい。皆さんも、自分なりのキャンプでの調理道具を、選んでみてください。

自分だけのフライパンが見つかりましたら、ぜひ『フライパンひとつで絶品!キャンプごはん』(学研プラス)のレシピを参考にキャンプ料理を楽しんでみてください。
本書ではシンプルな料理から、ちょっと手の込んだ多国籍料理まで、キャンプを楽しむさまざまなレシピが掲載されています。






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